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Q税務調査にはどんな種類があるのでしょうか（反面調査、銀行調査など） ～パート2 ～
A
ここでは少し細かい調査の種類をいくつかご紹介します。
① 資料調査課による調査
税理士業界ではよく「リョウチョウ」といって略したりしますが、国税局の資“料調”査課による税務調査と税務署の各担当課の行う税務調査ではその厳しさが違うといわれます。
「リョウチョウ」による税務調査も任意調査であることには変わりは無いのですが、一般的に、この部署が扱う案件は中小法人の大口・悪質・複雑なケースといわれており、無予告で行われることがほとんどです。
マルサと同じように、いわゆるタレコミ情報などで法人であろうが個人事業主であろうが脱税を疑われるような情報を国税側があらかじめつかんでいることが大半で、そのタレコミの情報を元に長期間に渡るかなり厳しい調査が行われることになりますので「ミニマルサ」などといわれたりするほどです。
② 反面調査
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③ 銀行調査
税務調査で調査官は、問題点を指摘して是正を求めるにあたってはむやみに何の証拠もなくするわけではありません。
客観的な資料を提示するなどして納税者を納得させる必要があります。
その意味では、現預金の出入記録はこれ以上無い客観的な資料となり得ます。
昔は調査官が銀行に赴いて調査する際に、対象者の資料を調べるついでに対象者以外の資料を横目でチラリと見て内容を控えておいて、税務署に帰ってチラ見したおの別の納税者の申告書にあたって脱税を見つける、などということもあったようです。
しかし、今は個人情報保護の観点からか、金融機関も対応が厳密になり、調査官は金融機関に赴くのではなく、対象者の対象となった箇所だけが印刷されたものを郵送で取り寄せることしかできなくなっているようです。
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